皆さんの街の市長さんは何人いらっしゃいますか?
「馬鹿な事を聞くな!1人に決まってるだろう!」と答える事と思います。
さて、26日から、立川市長選挙がスタートしました。この選挙にいわゆる民主系の範疇に入る市長候補が2名もいるようなのです。日曜から水曜日の市長と木曜から土曜の市長とで、ワークシェアリングでもしようというんでしょうか?
地方自治制度改革や、行政改革の域を超越しています。
数日前、田中清勝立川市議(民主)より、「村田候補のポスター貼りの手伝いに来てくれ!人手不足で困っているんだ。」との連絡を受け、快諾しました。
その後、木野常男前昭島市議(民主系)より、「天目石、山田の選挙の手伝いに来てくれよ!人手不足で大変なんだよ。・・・・」
市長候補にも、民主にも義理はないけど、両議員とも公私ともに大変世話になっているので、本当に困ってしまいました。
選挙ポスターを貼るついでに、選挙事務所の方に事の顛末を聞いてみたところ、おおよそ以下のようなことだということが分かりました。
立川が選挙区の長島昭久衆議院議員(比例復活)が、市長候補を擁立するために口説いていたそうです。その中で、弁護士の村田氏、立川ケーブルテレビの山田氏が出馬の意向を示し出馬に至ったそうです。
なんでこんな事が分かったかというと、両陣営の応援団とも日頃親しくしている人たちばかりです。
お互い、「何で選挙運動やっているの?」と聞いたら、「長島昭久から頼まれて・・・」となったそうです。
国会議員として、誰か市長選挙に立てたいのは分かります。口説いて回ったのなら、先に活動を始める候補が誕生した時点で、口説くのをやめるのが当たり前です。また、2人が出馬の意向を見せたらどちらか一人に降りるようにお願いするものです。まして今回は市議補選に回ってもらう事も出来ます。
長島本人は、「民主の勢いがありすぎて分裂選挙になってしまった!」ぐらいに思っているんでしょう。
自分の人生を賭けて選挙に出ている候補者の気持ちを少しぐらいは思いやってもらいたいものです。
立川の市議選の手伝いをするたびに、やたらと候補者の擁立をされたり、人の応援よりも、自分の宣伝ばかりする姿勢に辟易させられます。
山本譲司つながりで親しくなった人たちとは、「山本譲司だったら、こんな無節操な事はしなかった。こんな宇宙人じゃなかった。」という話題が交わされます。
長島昭久氏は、保守で国防などの論客なのだそうです。サピオとかの知識だけはあるんでしょう。
小選挙区では、自民か民主の公認だけは優良株で、その他の政党の公認は倒産寸前の整理株ぐらい違いがあります。だから、特に民主の公認候補は自己保身だけで、他はお構い無しです。
人格識見のしっかりした人を国民が選択できるように、中選挙区制度に戻してもらいたいです。
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追記
9月28日のお昼に長島議員ご本人より、直接お電話をいただきました。
ご本人の話では、「2人も口説いたりしたことは絶対にない!勝手に名前を使われて迷惑をしている。」との事でした。
長島議員が応援したのは村田候補で、山田候補は応援していないとの事です。
勝手に「長島が応援をしている。長島に口説かれた。」と言いふらされて、大変被害を被っているとの事でした。
「ブログを削除しましょうか?」と申し上げたところ、削除ではなく訂正して欲しいとの事でしたので、長島議員は、勝手に名前を使われてしまって、実は被害者である事を追記させていただく事にしました。
以前、武蔵村山市でも、志々田前市長が石原都知事の推薦を「得ている。」、「得ていない。」というごたごたがこじれて、公職選挙法違反で公民権停止5年という事になっています。
長島議員も1軒1軒電話で訂正を求めるよりも、勝手に名前を使われたということで、いっそのこと告発をされた方が、すっきりすると思います。