第一中学校建替え工事の疑惑について続々と読者の方から情報が寄せられて、最近は、そちら一色になっていましたが、別の疑惑もありました。
村山温泉かたくりの湯にあるいわゆるマッサージコーナーで働いている方たちが強制的に加入させられてしまう謎の団体、手技療法士協同組合についてです。
以前、
法人登記簿が無い！
電話番号が無い！
ホームページ上の住所に表札も看板も無い！
〒１０１－００４４ 東京都千代田区鍛冶町２－３－１２ SIMIZUビル
と、5000人もの会員がいるという組合なのに、無い無いづくしと書きました。
厚生労働省認可と謳っているので、この団体の書類を情報公開請求しておりました。
情報公開の結果、この団体は確かに平成16年9月2日に認可されておりました。
中小企業協同組合法第４条には、次のようにかかれています。
第４条 組合は法人とする
法人登記していないのはまずいのではないでしょうか？
話は横道にそれましたが、、この組合がいったいどの場所に存在するかです。
厚生労働省への申請書類上は次のようになっていました。
台東区上野3丁目２３－６
上記の場所は、三菱UFJ信託銀行の建物でした。案内看板には手技療法士協同組合はありませんでした。
市議会での市の答弁と、ネット上の住所をたよりにこちらも行ってみました。
東京都港区赤坂１－１－１２明産溜池ビル
こちらのビルにも、手技療法士協同組合は入っていませんでした。管理人さんに聞いたら、「もう、2年になるけど聞いた事ないねえ。」との事でした。
手技療法士協同組合は見つかりませんでしたが、どちらのビルでも近所に、いわゆるマッサージコーナーの受託企業 リバース東京の関連施設はありました。
いずれにしろ、厚生労働省認可の全国手技療法士協同組合の場所は見つかりませんでした。
無資格者によるあん摩マッサージ指圧業の防止を謳っている厚生労働省がこの団体を認可したこと自体が理解に苦しみますが、もっと、びっくりする事実を突き止めました。
厚労省 無資格者によるあん摩マッサージ指圧業の防止について
申請書類によると、
この組合のホームページ年間利用料は
なんと！
120万円！
120万円のホームページアドレスはこちらです！
私が組合員だったら、組合費返せ！と怒りますね。
