武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

国民保護計画について全員協議会

 午後1時30分より 武蔵村山市国民保護計画について市議会全員協議会が開催されました。

 国民保護計画というのは、戦争やテロが起こった時、どのように安全の確保をし、有事の後、いかに復興して行くかという計画です。一昨年は国、昨年は都道府県、今年市町村という具合に整備された計画です。

 内容は、最初の10ページほどは、武蔵村山市独自に作成されたようですが、残りの70ページほどは、日本中どの市町村も、「一言一句一緒なのでは?」と思うような内容です。

 私は、昨日、西村議員の担当検事が割腹自殺をされたことが頭から離れず、その視点で国民保護計画を読むと、「拉致問題といっしょで、やりましたよ!というポーズなのか!この計画は!」という思いが抜け切れませんでした。

 今回は随分質問しました。
 
 市の回答
 1.どの自治体とも代わり映えしないような内容なのは、東京都の指導によるとのこと。具体的な有事の対応に関しては、来年実施計画を作るとの事・・・多少安心しました。
 ※ダイヤモンドシティ内で毒ガスを撒かれたらどうするかなどの具体的事例は記載されてません。しかし、東京都の国民保護計画では、山手線がテロに遭ったらどうするなど述べられてます。革マルが運転してるんですから当然ですが。

 2.もし、市役所以外が対策本部になった時は防災無線が使えない!
 ※市役所が攻撃にあい、使用不能になると対策本部は市民総合センターになります。しかし、防災無線は市役所からしか使用できないため、当面、このような有事の際は市民に瞬時に情報を伝達する方法はありません。

 などなどの問題点も浮き彫りになりました。他の議員さんからも、「横田基地の事をさけているんじゃないの?」などと意見が出ていました。
 私は、横田基地を避けているとは思いませんが、横田基地の「核」は避けていると思います。
 石原慎太郎の著作などに、横田基地内の核兵器についてのべられているくだりがあります。

 国会では、「核議論をする麻生外務大臣罷免だ!」などと、ままごとの議論をしてます。彼らは米軍基地に一発の核兵器もないと信じているのでしょうか?
 
 武蔵村山市には横田基地があります。横田におそらくあるであろう核の事まで考慮する事ができないと、国民保護計画は画竜点睛を欠くという事になってしまいます。
 
 多くの日本人が北朝鮮に拉致され、中国・ロシアのミサイルは日本に照準を合わし、ロシアには北方領土、韓国は竹島を占領され、中国に尖閣列島を狙われてます。
 現実を見ずに、「議論するのはいつか来た道、戦争の道」などと根拠のない屁理屈が通るのは、かなりおかしいです。