来年度の予算書で気になる部分がありました。老人福祉館運営経費に関してです。
健康管理器具スカイウェルって一体どんなものなのでしょうか?300ページを超える武蔵村山市の予算書の中で、商品名が記載されているのはスカイウェルだけです。
スカイウェルというのは高電位治療器と呼ばれるもので、サンオートという会社で販売しているものだという事が分かります。
サンオート スカイウェルのホームページ
見ての通り、高電圧の流れる椅子です。私も老人福祉館に行った時に「試しに体験してみたら?」と言われ、おそるおそる座った事がありますが、別にビリビリするわけでなく、利用者の方にも大変好評でした。
利用者の方にも大変好評なのは結構な事です。高電位治療器の導入に反対するわけではありません。
でも、スカイウェルと商品を指定する理由は?
調べてみると、電位治療器はいろんな会社で販売しています。各社の電位治療器の新品から中古まで扱う会社もあるようです。
メディカルプラザ
今日の産経新聞の社会面に大きく広告が出ていました。
なんでスカイウェルにこだわるのでしょうか?
「癒着しているんではないかと市民に疑われますよ?」と質問したのですが、市は、「スカイウェル以外は無いのだ!」と、それでも強弁します。
ネットを検索していましたら、興味深い新聞記事を見つけました。
豊島新聞 2009年8月5日号です。
電位治療器スカイウェル区民ひろばに「健康」寄贈
池袋のサンオート社
電位治療器の製作・販売で全国展開しているサンオート社(代表取締役社長・稲葉正光氏、本社・池袋2‐16)は、このほど創業40周年の記念もかねて豊島区の区民ひろばに、同社の電位治療器「スカイウェル」10台を寄贈した。1台60万円相当。
・・・・・・・・・・中略・・・・・・・・
寄贈には区民ひろば構想に賛同し電位治療器の導入を提案していた公明党区議団と長橋都議、サンオートの高山哲男相談役、稲葉暁彦業務企画室長が同席し、稲葉社長が高野区長に目録を手渡した。
なんで、この豊島区への寄贈の式典に、某党の区議会議員と都議会議員だけが参列したのでしょうか?
本当に不思議です?
このスカイウェル購入ですが、平成21年度、22年度ともに、株式会社ムサシが特命随意契約で納品しています。
平成21年度 備品(交流高圧電位治療器)購入
平成22年度 備品(交流高圧電位治療器)購入
長々とこの件について触れましたが、
特命随意契約にする必要が全くありません!
さすがに、副市長は、疑惑を招くような事は避けると言っていました。
今年の「スカイウェル」の入札!目が離せません!
8月末かな?