武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

市長欠席で全員協議会

 本日、自治基本条例についての市議会全員協議会が開催されました。

 しかし、肝心の市長は体調不良で欠席との事。

 武蔵村山市は、昨年7月の小中一貫校体育館工事の入札直後に副市長が辞職して以来、副市長は不在のままです。

 市から、条例案の説明があったのち、質疑となりました。まず、藤野議員より「市長が不在というのはどういう事なのか?所用のため欠席とはどういう事か?」と質問が出され、急遽、議会運営委員会が開催される事になりました。(最初、市長欠席の理由として、所用のため欠席と説明されていました。)

 議会運営委員会の中で、私は、「政治的判断が必要になる質問には答弁する事が出来ないのだから質疑を行うのは無理なのでは?」との意見を言いました。

 しかし、せっかく集まったし、何もしない訳にもいかないだろうという事で、質疑の内容を市長にきちんと申し伝えるという事で全員協議会を再開することになりました。

 議会運営委員会の中で、市長は体調不良で欠席という事が報告され、体調不良であるなら致し方ないと意見がまとまったからです。

 質疑が再開され、私は、この自治基本条例は非常に危険なものなので、撤回するなり、全面的に見直しをして欲しいと質しました。

 以前、この欄でも述べましたが、暴力団だろうが、アルカイダだろうが、カルト宗教だろうが、この条例案では市内にその時居さえすれば市民として取り扱われてしまう。

 そして、カルト宗教と暴力団が連携して、「市民のコミュニティだ!」と言い張れば、市はその団体の援助をさせられてしまうという、悪用されると大変な事になる危険性をはらんでいます。

 市の答弁では、反社会的団体が入り込まないように警察の協力をあおぐと答弁していましたが、勝手に、「この人はカルト信者だろうか?」、「この団体は暴力団関係だろうか?」などと問い合わせたら個人情報保護に反します。もし、行ったら、それこそ大問題です。

 この条例を通したら取り返しのつかない事になると訴えました。

 他の議員さんも、市民策定委員会には3名しか応募者がいない。条例案の市民説明会は関係者ばかり。と、市民の自治意識の高揚が全く無いのに条例化は拙速すぎるのではなど、大方の議員より懐疑的な意見が出されました。

 私自身は、取り返しのつかない事態を招きかねない条例を最高規範などと言って制定するべきではないと思います。
 
 「市民みんなで力を合わせて良い街をつくりましょう!」 というぐらいの市民自治宣言ぐらいで納めるべきです。