防衛省の補助金で、今、小中一貫校の体育館を建設しています。補助金が出る理由は、騒音被害のためです。
ブログでも紹介しましたが、飛んでいる機種や飛行回数などに矛盾があることがわかっています。
今度は、税金を見張る会の皆さんと、騒音を計測してみることにしました。
当然、騒音計は防衛省と同じものを借りてきました。
場所は私の自宅とルーフバルコニーで行いました。
我が家は、ヘリコプターの場周経路の真下になります。また、5Fですのでそれだけヘリコプターには近い場所になります。小中一貫校より、はるかに騒音が大きくなる環境にあります。
本来は、騒音測定は、室内で窓から1メートルのところで測定する事になっています。
(この点でも、屋上で直接騒音測定をした防衛省は間違っています。)
室内で、測定したところ、外の音を拾って通常55デシベル前後の状態が、ヘリコプター飛来時には、63,4デジベルに上がりました。最大値は一瞬だけ68デジベルを表示した事がありました。
また、室外で計測したところ、小型のヘリでは、75デジベル程度でした。小型のヘリは、結構高度を稼いだ上で飛行していました。
大型のヘリの方が比較的高度が低いようですが、それでも85デジベルを一瞬さすのが最大でした。
ヘリコプター騒音は独特の音なので非常に気になります。測定してみて感じたのは体感する騒音量程、実際の数値は出ていませんでした。
大雑把な数字ですが、ヘリコプター騒音は、室内で生活騒音+10デジベル。屋外で+20デジベルといったところのようです。
防衛省は、かなり騒音の数値を過大に出しているのではないでしょうか。
本当に補助金支出の基準をクリアしているんですか?