武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

川口市 駅前複合施設視察

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 関東若手市議の会の研修会で、川口市の駅前複合施設の視察に参加しました。

 実は今まで川口は一度も来た事がありませんでした。それまで持っていた川口のイメージや知識というと・・・・。

 キューポラのある街 ・・・まだ見たことありません。

 北朝鮮による藤田進さん拉致事件

 西川口の風俗街   とかなり貧困な知識でした。

 今回の視察内容は川口駅前の再開発事業と、駅前の複合施設「キュ・ポラ」です。
事前に予習をしていなかったので、行くまで町工場の博物館だと思い込んでいました。

 駅を降りてびっくりしました。駅を見下ろすように取り囲む高層マンション群。

 町工場の街というイメージとは大違いでした。

 今回の視察先の「キュ・ポラ」内には、コミュニティスペース「フレンディア」、市役所の出張所、ボランティアセンター、映像メディアセンター「メディアセブン」、図書館が併設されています。

 コミュニティスペース「フレンディア」はホテルオークラが委託されているだけあって、ホテルの宴会、会議室スペースといった施設です。駅前だけあって稼動状況も良いようです。実際、一流ホテルと変わらず市の施設とは思えません。

 そのお隣は、市役所の出張所になっています。平日は夜8時まで土日も開いているというので、無理に休みを取らなくても各種手続きが出来るようになっています。

 びっくりしたのが、映像メディアセンター「メディアセブン」。編集スタジオ、プレゼンルーム、インターネットが利用できる施設となっています。利用者の方は結構いましたが、時代の3歩ぐらい先を行っているように思えました。これから10年ぐらいの間に行政の映像やメディア関連の施設の位置づけやありかたはしっかりしてくると思います。ひょっとしたら、行政として必然性が無かったと無くなってしまうかもしれませんが。
 いずれにしろ実験的で意欲的な施設でした。

 そして図書館には、書庫から自動で出し入れする機械を設置し、図書の貸し出しもIDカードでコンピュータ化されていました。自動車のタワーパーキングを思わせる見上げるような書庫に思わず感嘆しました。タイミングが悪く、動いている所は見れませんでした。

 立派なだけあって、それぞれの施設の予算額を聞いて、めまいがしそうになりました。

 随分と財政状況が良い自治体なのでしょう。

 駅の西口開発も視察させてもらいました。
 高層マンションのど真ん中にポツンと1軒だけ残っている家がありました。職員の方の話だと長年かかってようやく立ち退きが決まったとの事。現在は住んでいないとの事。
 そのお宅には、燦然と「日本共産党」のポスターが貼られていました。

 川口市の複合施設は、最新の行政の施設をまとめて見る事ができ大変勉強になりました。

 しかし、川口駅周辺って、近隣の駅などに比べて高層のマンションが非常に多いように思ったのですが、容積率などで緩和されている面があるのでしょうか。
 こんなに高いマンションが建つほどの容積率があったら元の地主さんは随分と儲かったのではないだろうか?
 何か政治的な背景があるんだろうかと、ついつい考えてしまいました。