12月議会の補正予算で、武蔵村山市の防災無線はMCA無線を使うことになりました。
MCA無線だとデジタル回線で通話ができ、災害時に携帯電話や一般電話のように通話が集中してパンクする事がなく、情報伝達が確実という利点があります。
ただ、800メガヘルツなので、データ通信などは難しいですが、ビルの谷間などでも電波が途切れづらいという利点はあります。
私はてっきり、NTTドコモあたりの施設を使うものだと思っていたら、財団法人 移動無線センターという総務省の外郭団体の設備を使うようです。
非常時にきちんとつながるのであれば全く問題がありません。
私が不安に思うのは、この通信を中継する基地局の数です。東京都内でたったの3ヶ所しかありません。
以下、移動無線センターの中継局の場所です。
http://www.mrc.or.jp/map/index.html
八王子・新宿・江東区の3ヶ所しかありません。地方自治体だけでなく、セブンイレブンなど物流を行う企業も多数利用しているようです。
将来想定される関東大震災などの防災無線が必要になった時に、この3ヶ所の中継局を壊されたとしたら・・・・?
・東京都内の防災無線は全て機能しなくなります。各区・市の被災状況は全く把握できなくなります。言うまでもなく、対応策は立てれません。
・特定の企業の物流システムもおそらく機能しなくなります。スーパーやコンビニエンスストアで商品が無くなる店舗が出てくると思われます。
災害に乗して、極左暴力集団、カルト宗教団体、日本で敵対工作活動をしている国などが、この3ヶ所を攻撃したらどうなるのでしょうか?
たった、3ヶ所を破壊するだけで、災害時に東京都内の行政機能は完全にマヒします。
中継局は地震にも耐える頑丈な建物なので大丈夫だということです。
でも、警備体制はきちんとしているのですか?
ホームページで中継局の場所を教える時点で甘すぎませんか?
先日、安全保障の専門家の新聞記者の方に「こんな状況で大丈夫なのでしょうか?」と聞いてみました。
その記者さんの取材でも、日本の中央官庁ですらこのような脆弱な状態だと言う事でした。
私は、北朝鮮始めとして嫌われてますので、このブログをチェックされていると聞いてます。
市議会の議案で出てきたので自分なりに調べて非常に不安に感じました。ブログに書けば、利敵行為になるだけかもしれません。
日本政府関係者で危機意識のある方、一般市民が分からないようにきちんと対応策を考えてください。
間違っても、中継局の場所をインターネットで公開するような愚かな事はやめてください。