武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

南京の真実 立川上映会

 7月19日午後13時より、立川の女性センターアイムにて映画「南京の真実」の上映会が行われました。

 最近のガソリン高騰もあり、武蔵村山より自転車で向かったのですが、家のそばの藤野酒店の前で、「あれ!、なんか変な物踏んじゃったかな?」と思ったら、見る見る内に空気が抜けてしまい、パンクの自転車を漕ぎながら、なんとか上映開始前にたどり着くことができました。

 今回の上映会は日本会議立川支部の主催で行われました。立川支部の皆さんは、中西輝政先生の「国民の文明史」の読書会を続けられています。私も一時期参加させていただいていましたが、拉致の署名と時間が重なることが多く、最近参加できていません。

 南京の真実の映画ですが、中国などは1937年の南京大虐殺を言いますが、記録映像を元に、「南京大虐殺は無かった!」という事。また、南京大虐殺など、平和に対する罪で東京裁判で処刑された東条英機氏、松井石根氏などA級戦犯とされた7名の処刑前の1日を描いています。

 この映画を製作したのは、チャンネル桜の水島聡社長。会社を売って製作資金を捻出したというだけあって、1カット、1カットに水島監督の想いが伝わってきます。

 「濡れ衣を着せられて黙っていてはならない!」

 「真実の歴史を伝えなくてはならない!」

 「濡れ衣で処刑された方の名誉を回復しなくてはならない!」

 「日本を覚醒させないといけない!」

 数時間後には処刑台の露と消える方たちの立ち振る舞いが、淡々と描かれています。どの方も粛々と運命を受け入れて、処刑されてゆきます。

 戦後生まれの私が思うに、粛々と処刑を受け入れてどうする! という違和感というか、思いが強く残りました。

 一般市民を対象にしたアメリカによる、東京大空襲、広島・長崎の原爆投下という、戦時国際法違反の大虐殺。
 他にも、連合軍により各地で行われた捕虜虐待などなど。
 
 私は、東京裁判など、戦争処理で処刑された方たちは口封じで殺されたとしか思えません。
後々生きて、理を語られたら困るから消えてもらったのではないでしょうか。

 映画の中で、子供が「長い夜が来る。」とつぶやくシーンが2回ほどありました。「長い夜が来る。」という意味は、60年を経てようやく「もうすぐ夜明けが来る。」といわんとしているのでしょう。

 ただ、日本は長い夜を経験していますが、数年を経ずにインドネシア、フィリピン、インドなど多くの植民地が独立を果たす事が出来ました。連合国は東京裁判によって面子を保ちました。でも、戦後は肝心の植民地利権を失ってしまいました。彼らは、日本を痛めつければ植民地の独立運動を抑えられるという考えがあったのではないかと思います。

 粛々と処刑を受け入れる方たちに私は違和感を感じましたが、「連合国たちよ、口封じをしても歴史の動きは止められないぞ!」と達観していたのでしょうか?

 なんか、そんなことを考えました。