武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

日本的霊性の覚醒

 日本の未来を考える会主催で、石井昌浩前国立教育長の話を伺いました。

 先日、「卒業式や入学式での国旗国歌斉唱義務はおかしい損害賠償を払え!」という裁判で、「思想・良心の自由」を認め、原告勝訴の判決がでました。
 石井前教育長は、その判決について「藤波孝一裁判長はアホでないか。」とか「腹立たしい!」などと感情論で議論してはいけない。判決の問題点をきちんと主張しなくてはいけないと述べてました。
 縷々、問題点を述べられたのですが、特に「思想・良心の自由」の拡大解釈があるのではないかという点が印象に残りました。

 そこで石井先生に聞きました。

  天目石 「思想・良心の自由がなんでも通るなら、音楽の授業が苦痛なので出ない自由。休み時間を勝手に倍にする自由もあることになりませんか?」

 石井先生  「だから学級崩壊が起きているんですよ。教育には、良き社会人として育てるための強制力が必要なんです。」

 との事でした。集まった方達が口々に、草の根レベルで教育を基本に、日本を正さなくてはという事をおっしゃってました。

 タイトルを日本的霊性の覚醒と書きました。「なんだこりゃ!」というタイトルです。
 日本的霊性の覚醒というのは、鈴木大拙の名著「日本的霊性」に出てきます。

 どんな事かというと・・。

 日本は、外敵から攻撃を受けたり日本独特の気質や文化・哲学を壊されそうになった時、「そうはさせない!」と、日本が一つになり日本人としての意識、「日本的霊性」が覚醒します。
 日本的霊性が覚醒すると驚くべき力を発揮します。例えば、元寇では元を撃退し、大東亜戦争では神風特攻隊までも組織する。まさに命がけで日本を守ってしまいます。

 日本人拉致、反日デモ竹島占領、尖閣諸島、そして靖国問題
 私は、日本的霊性が覚醒しつつあるように思います。

 実は「日本的霊性」を薦めてくださったのは、民主党小沢代表の側近の平野貞夫参議院議員です。しかし、どうも、最近の民主党の動き、小沢一郎氏の行動は、「日本的霊性」で言う平安貴族のように思えて仕方ありません。鈴木大拙は平安貴族を、くだらない権力抗争や恋愛だけにうつつをぬかし文化的人間的にも程度が低すぎると全く評価していません。

 「日本的霊性」は元が英文です。「武士道」などと並び、外国人が日本文化を学ぶ基本の教科書です。今年の8月15日、小泉総理が靖国神社を参拝しても中国では反日暴動は起きませんでした。中国共産党は日本文化や気質を徹底して研究しているが故に、これ以上反日暴動を起こしたら大変な事になると感じたのでしょう。

 どうも民主党は、中国共産党以上に日本について勉強していないように思います。
 草の根レベルで、日本的霊性が覚醒しつつあるんですよ。