武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

立正佼成会 広島平和学習に参加(広島平和祈念公園編)

 6月8日、平和学習の2日目は朝6時前に起きることから始まりました。。6時45分には朝食、7時15分にはホテルを出発という強行軍です。
 ただでさえ早くて睡眠不足になのに、同室の方のイビキがうるさくて寝られずほとんど寝られませんでした。なので、6時前に起きるのがつらいという事はありません。寝てないんですから。
 一杯飲んだら、イビキをかいてしまうのは仕方がありません。先に寝た者勝ちです。

ホロコースト記念館の説明はどうも変だぞ!」
 
 などとつらつらと考えていた自分が悪いのです。

 ホテルのロビーで、「耳栓ありませんか?」と聞いて、「無いです!」と言われ、ホテル周辺のコンビニを回ったけど、耳栓は一軒も売っていませんでした。

 ホテルのロビーでなんで耳栓を売らないんでしょうか?

 そんなわけで、寝不足な状態で、広島平和学習2日目がスタートしました。
まずは、原爆ドームで、献鶴をしました。
続いて、平和記念公園内の供養塔前で慰霊の供養を行いました。私は供養の段取りが全く分からないので、司会をさせていただきました。原爆投下の日と同じように青空が広がっていました。


 平和記念公園内には、たくさんの慰霊塔があります。ボランティアの方の説明で、幾つかの慰霊塔を巡りました。
 韓国の慰霊塔は亀石の形をしていました。
 「モンゴルでも亀石は見たなあ。モンゴルから朝鮮半島には亀石の文化があるんだな。」と感慨にふけっていると・・・。

 ボランティアの方が「日本は朝鮮半島を侵略し、120万人もの人を強制連行し・・・・原爆の被害に遭われたのです。」との事。
 韓国や、北朝鮮でこんな説明を受けたら、訂正を求めて質問攻めにするんですが、広島だし
ボランティアの方だし、原爆の悲惨さを学びにきているんだからと黙って聞いてました。
 原爆資料館にも朝鮮半島の侵略と強制連行の記述が展示してありました。

 どうも、広島の平和には、

 日本は戦前軍国主義で、各地を侵略し、乱暴狼藉を重ねに重ねたので、原爆という天罰が下ったのです。原爆に被災された方は、日本の悪行・罪状を全て受けられたのです。イエスキリストのように・・。
そして、戦後の民主的で平和な日本の心の礎となり、平和な世界実現を天国から祈られているのです。
 私達は、戦争を無くし、平和な社会を創る使命があるのです。

 というようなメッセージを強調するために、ことさら戦前の日本を悪く描いているような気がしてなりません。

 そんなことをしなくても、原爆の悲惨さ、戦争の無意味さは十二分に伝わります。

 日本は戦前、幣原喜重郎の平和外交、ロンドン軍縮会議に批准した若槻礼次郎など、単純に軍国主義とは言えません。むしろ平和主義であったと言えると思います。鳩山一郎の干犯発言が止めを刺しますが、政治の権力抗争の結果、軍部台頭と暴走を起したと言えます。歴史を見誤るのは恐ろしく愚かなことです。

 現在、民主党と、自民党の二大政党制となっています。国会の空転と不毛な議論ばかりで、お互いの政党としての主張の違いは明確ではありません。立憲政友会と立憲民生党の不毛な権力抗争が干犯発言を招いた、その前夜のように私は思い、危惧しています。
 単純な戦前の日本は軍国主義で悪玉論で、のんびり憲法9条の平和念仏を唱えている場合じゃないのに。

 帰りのバスで、「今回の研修の感想を一人づつ・・・」と言われたので、

ホロコーストが他人事であってはいけないと思ったと言うなら、チベット支援、法輪功支援に力を貸して下さい。北朝鮮による拉致被害者救出に力を貸して下さい!」と言ったら、思いっきり引かれてしまいました。

 あとで、団長だった支部長さんから、「天目石さんの熱意は分かりますが、ここは政治団体ではなくて、宗教団体ですし、中国や北朝鮮との対応もいろいろあるので・・・・。」と困った顔で言われました。

 一切衆生を救うはずなのに、中国共産党朝鮮労働党に迫害を受けている人々を法華経はどう救うのでしょうか?

 4月26日、善光寺チベット騒乱で殺されたチベット人僧侶の慰霊を行いました。