武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

官製談合政治

 市議会では予算委員会が始まりました。始まるや否や、藤野議員がこんな質問をしました。

 「予算の勉強会が事前にあったそうですが・・・・?」

 藤野議員と大原議員の会派政和会は、初めての予算議会なので事前に勉強会などがあったら参加させて欲しいと、秘書課長に申し入れていたそうです。

 しかし、2月19日の予算勉強会に呼ばれたのは、新政会(自民党系)と公明党のみ。

 藤野議員・大原議員の申し入れは無視されてしまいました。

 副市長曰く、「与党会派の勉強会を行った。政和会からの申し入れは担当から聞いてなかったような・・・。」などととはっきりしない答弁をしました。

 秘書課長が急遽呼び出され、「政和会の申し入れについては、副市長に伝え忘れたように思います。」

 いつも、きちんとメモを取り、市長部局のスケジュール管理をしている秘書課長が忘れるわけないじゃないか!

 上司の責任を擦り付けられた秘書課長が気の毒でなりません。

 その後、親しい議員同士での雑談でも、「部下に責任を擦り付けるって最低だな!」と話題になりました。

 本来、日本の地方自治制度には、与党・野党という概念は存在しません。市長は議員から選ばれるわけでは無いからです。高校の政治経済の授業レベルの話です。
 「与党の皆さんからの申し入れで勉強会を開きました。」

 「与党とは何か?」と聞かれると、

 「市長部局の提案に賛成してくれる方達が与党で、反対する方達が野党です。」などと、副市長は言ってましたが、私は市が正しいと思えば賛成するし、間違っていると思えば反対します。

 それが正常だと信じてます。
 そういう態度は野党という事になるのでしょうか?

 いずれにしろ、長年行政マンをやっていた人の答えとは思えませんでした。昨日の議会で、職員の承認試験20名中12名合格との報告がありました。

 「副市長のような答弁をした場合、合格出来ますか?」

 と、質問しておけば良かったです。

 さて、昨年の予算委員会では、市はごみ収集の積算が甘かったと認めているにも関わらず、今年も全く同じ見積をしています。
 例 1日のごみ収集車両の燃料消費量は35リットルで積算・・実際の走行距離は多くて50キロなので、本当に必要な燃料は約15リットル程度のはず

 自民党公明党は何でも賛成するからと、鼻から嘗めているとしか思えません。昨年の予算委員会の質疑で、自民党系の議員さんが「今年はしょうがないけど、来年度はきちんと積算をして予算を作って欲しい。」とバツが悪そうに賛成したのに、全く考慮していないようです。
 今年も、出鱈目と分かっている予算を賛成させられるのは本当に気の毒です。

 あと、今年は、有名デザイナーに作らせた原価3500円のエコバックを2000円で売るんだそうです。

 原価3500円ですから、市場価格は5千円~6千円するんでしょう。そういう品物を廉価で行政が販売することは、一般的に民業圧迫の範疇に入ります。市場が混乱し、社会がゆがむ元凶になるからです。

 行政として絶対に行ってはいけないイロハのイです。