この週末に行われる 李登輝前総統が主催する台湾のシンクタンク 群策会のシンポジウムに出席してきます。
「台日国際シンポジウム IN 台湾」格差是正と社会保障 です。
元々、日本李登輝友の会より、「福祉に詳しい方のお知り合いがいたら紹介してください。」と頼まれ、ああ、それならばと市議会で机を並べている善家さんを紹介しました。
善家さんとは、全国の福祉施設を視察しながら、いろいろと個々の施設の問題点を教えてもらったぐらい、福祉施設に詳しい方です。また、地域介護を進めなくてはと、宅老所を息子さんとつくってしまいました。おまけにご主人は認知症になってしまい、介護をしながら議員活動をつづけています。
と、そんな話を李登輝友の会に伝えたら、是非、パネラーにお願いしたいという事になりました。
善家さんに言うと、
「えーっ!台湾! パパを置いていけないわよ!」と固辞していたのですが・・・・
台湾はまだ高齢化率10%ぐらいである事。日本より出生率が低いので、日本以上に急激に高齢社会に突入すること。今なら、施設介護でなく、地域介護を推進することができるので、日本の失敗を繰り返さなくても済む事などを話をして、数日後・・・。
ようやく善家さんの台湾行きが決まりました。
李登輝友の会に「快諾してもらいました。」と伝えると・・。
「天目石さん、シンポジウムの司会をしてもらえませんか?」、「司会はあんまり専門家過ぎては駄目なんです。まあまあ知っているぐらいが一番なんです。」という事で私も行くことになりました。
そんなわけで、決まってからの1ヶ月ぐらい、台湾の福祉についての文献を探してきては読んでいます。台湾の方が優れている部分もありますし、日本の方がすぐれている部分もあります。
台湾の群策会のホームページを見たところ、なんとトップのニュースがこのシンポジウムです。
http://www.advocates.org.tw/wooooa/front/bin/home.phtml
善家さんと拓大の新田目教授だけがパネラーと思って、新田目教授の論文をネットで探して読んだり準備していました。
台湾のホームページを見たら、台湾の人の名前が2名追加されています。林萬億氏は名前が億万長者みたいな人だなあと思って調べてみたら、台湾行政院委員です。 日本で言えば厚生労働大臣か事務次官に当たる人です。李美玲氏も、台湾の大学教授です。
これは責任重大です。
「台湾のパネラーの人、向こうの大臣みたいです。」と善家さんに伝えたところ・・・。
びっくりして倒れたのか、日曜日に会ったらギブスしていました。
シンポジウムは今度の日曜日 圓山大飯店で行われます。