武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

ブルーリボン着けて 従軍慰安婦講演会に参加

 朝鮮大学校や、朝鮮人学校関係者及びその支援者による「従軍慰安婦問題」の集会に参加してきました。当然、ブルーリボンバッチを着けています。
 立川の朝鮮人学校のシン校長先生に挨拶したところ。
「ブログを見ましたよ。本国の指令でやってる訳ではありませんから。」とにっこりと微笑まれました。

 私が、北朝鮮が計画する白頭山3号作戦(東京でテロ攻撃)に必要なテロリスト養成講座ではないかという趣旨の事を書いたことを気にされているようでした。
 本当に、人格者ですね。私を見てムッとせずに、笑顔で応対してくださるんですから。
 北朝鮮金正日に、シン校長のような少しでも人間らしい倫理観や品格があれば、とっくの昔に拉致被害者は全員帰ってきていたでしょうし、そもそも拉致事件も起こらなかったでしょう。
 そして、拉致被害者ご家族の悲しみも・・・。
 だれか、金正日教育をする方はいないものでしょうか?

 というわけで、日本と朝鮮の真の平和を築くため、日本が戦争犯罪と国家犯罪を自覚する事が重要なのだ。歴史の真実!従軍慰安婦問題を学ぼうという趣旨の集会の開始です。

 第一部は「アリランを越えて」上映会です。
 このビデオは、従軍慰安婦女性の日々の生活と体験談を語ります。

 フォトジャーナリストの伊藤孝司氏の作品です。

 牧歌的な北朝鮮の風景の中、従軍慰安婦 カククムニュさんの家族が登場します。
ご家族は、おばあちゃんに対して極悪非道の限りを尽くした日本を心底恨んでます。にも関わらず、伊藤氏を深い心で歓待します。(その心たるや朝鮮東海よりも深い!)
 クムニュおばあちゃんは、慰安婦時代の無理がたたったのか、入院してしまっています。
 病院のベッドで旧知の伊藤氏を精一杯歓待します。
 そして、見果てぬ故郷、南朝鮮の思い出を語ります。
 日本にあまりにもひどい目に遭ったにも関わらず・・・。
 入院前クムニュさんは、伊藤氏に自分の恐ろしい体験を語っていました。
 その体験とは・・・?

 クムニュさんは、16歳の時女子挺身隊として、ソウルの工場に動員されていました。
 ある日、その工場に日本人が来て、工場の仲間20名と、中国国境牡丹江ゆきの列車に乗せられてしまいます。日本人の刑事に無理強いされたのです。
 着いたのは、モンニョンという街でした。
 そして、慰安所につれて行かれたのです。
 慰安所は、畳1枚程度に仕切られていて、一人づつあてがわれました。
 クムニュさんの所に日本の将校がやってきました。
 日本の将校に襲われそうになったクムニュさんは、怖くなり将校に噛み付きました。
 そんなクムニュさんを日本の将校は刀で殴るのです。クムニュさんは、20人から30人の相手をされるのでした。
 そんな日々の中、一人の女性が脱走しました。脱走した女性は捕まった後、拷問を受け、殺されてしまいました。一人も脱走しようと思わせないために・・・。
 それでもクムニュさんは脱走します。誰にも伝えず、歩哨が居眠りしている朝の4時に・・・。
 彼女は、必死に走って逃げます。何キロも何キロも・・・・。
 そして、朝鮮病院の看板を見つけます。「私は朝鮮人です。お願いです助けてください。」。
 病院の医師は、彼女の治療をしてくれました。彼女は看護婦として、その病院で働くこととなりました。
 しばらくして、クムニュさんはお見合いをして、水豊ダムの技師と結婚します。しかし、幸せは長く続きませんでした。夫は日本軍により中国に連れて行かれ、殺されてしまいます。そして、ひどい事に夫の死体は川に投げ捨てられてしまうのでした。

 以上がクムニュさんの極悪非道日本から受けた体験談なのです・・・。
 クムニュさんのような北朝鮮従軍慰安婦は、当局に名乗り出てきただけで、219名もいます。
 そして、名前を公表している144名中127名はもうすでに他界しています。
 日本は、彼女達に一刻も早く誠意ある謝罪をしなくてはならない。

 ・・・・というビデオなのですが、数々の疑問が出てきます。

 まず、このカククムニュさんは、北朝鮮政府に従軍慰安婦だと名乗り出ることで、アパートは良い場所に引っ越す事が出来ました。また、特別の医療を受けること出来るようになりました。

 ※彼女は南朝鮮出身者です。階層社会の北朝鮮でそれまでどのような扱いを受けたのでしょうか?そして彼女の子どもたちも・・・?


 クムニュさんは、日本の刑事に慰安所行きの列車に乗せられました。
 
 ※なんで、日本の刑事が16歳の娘20名を中国行きの列車に乗せるのでしょうか?慰安所経営者、もしくはあっせん業者が乗せたと考える方が自然でないでしょうか?刑事は普通私服です。軍人が強制連行などしていないが故に、私服の公務員=刑事に連れ去られたことにしたのでしょう。

 慰安所は畳1畳程度に仕切られており、劣悪な環境でした。

 ※この慰安所は日本軍の施設なのでしょうか?一切説明がされません。説明が無いという事は日本軍の施設では無いということです。

 クムニュさんは、逃げ出し、8キロも離れた朝鮮病院に逃げ込みます。

 ※本当に軍の施設なら彼女は脱走兵です。真っ先に朝鮮病院に捜索が来るのではないでしょうか?

 夫は、水豊ダムの技師で中国に連れて行かれ、日本軍に殺されます。

 ※水豊ダムの技師の夫がなんで、日本軍に殺されるのでしょうか?日本陸軍には朝鮮人の洪中将などがいらっしゃっいました。僅かにいた朝鮮独立運動家ならともかく、水豊ダムの技師を日本軍が殺す理由がありません。

 結局、このビデオでは、従軍慰安婦に日本軍が関与していた事実は一切分かりません。
言い換えれば、北朝鮮には日本軍が朝鮮半島の女性を強制連行し、従軍慰安婦にさせた証拠は全く無いという事です。

 真実は、日本軍の基地の前に、朝鮮人経営の慰安所があった。そこで働かされていた女性がいた。中にはあっせん業者などに無理やり連れてこられた女性もいる。軍隊に性病が蔓延したりしたら困るので、日本軍は慰安所での衛生管理を徹底させた。
 
 というような事なのでしょう。従軍慰安婦と言う人達が文句をいうのは、日本ではなく慰安所経営者に対してです。日本にではありません。確かに劣悪な労働環境であったのであろうと思われます。しかし、日本に労働基準法が出来たのは、戦後昭和22年です。

 このビデオを見て、日本軍の蛮行と責任を取らせなくては思い込んじゃう人は、きっと、テレビ番組のXファイルを見て実話だ勘違いする程度の人であると思います。



 第2部は、クムビョンドン氏の講演でした。朝鮮大学校講師、朝鮮大学校図書館副館長を歴任した人でした。これまた、突っ込みどころ満載の講演でした。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い!とにかく全て日本のせいだと考えているようです。

 ・従軍慰安婦は15万人~20万人もいた。その内70%は朝鮮女性である。

 ・日本軍は、南京など中国各地で脳みそはえぐり出す。手足はちょん切ると残酷この上ない事をこれでもかとやったのである。私は知っているのである。(氏は南京陥落の時、日本にいて戦勝気分で浮かれた日本人を見ていたそうである。何故それが、日本軍の蛮行の証拠になるのだろうか?)

 などなど、全く説得力無い強引な自説を、資料を駆使しながら展開します。

・「慰安婦にされてしまうという流言が流れているから、未婚女子の徴用は難しい。」という文書が従軍慰安婦の証拠だ!(全く意味が逆だろう!?)

慰安所使用規定に、慰安婦の料金表が付いているから、軍が関与していることが分かる。(こんな屁理屈が通るなら、「サラ金の上限金利を日本が決めたのだから、サラ金の借金はすべて日本のせいだ。チャラだ!」となってしまう。

 講演を聴きながら、まさかこんな与太話を真に受ける馬鹿は居ないだろうと思ったら、この御仁の話を甘いと気って捨てる質問をする女性までいた。

 シン校長は、北朝鮮によるテロリスト養成講座ではないという事であったが、この女性なんて素質十分なのではないでしょうか?
 あと、動員かけられた朝大生だと思いますが、せっかくの講演やビデオ上映で居眠りしては駄目ですよ。立派な主体革命の戦士にはなれませんよ。


 以上、ブルーリボンを着けての従軍慰安婦講演会参加記録でした。

 
 
 クムビョンドン氏の講演を録音しましたので、ご希望の方にはお送りします。