武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告

利権屋や某カルト団体の政治圧力の暴走捜査などの嫌がらせにもめげず、利権や不正とたたかっています。

国策逮捕? 田中健氏の選挙事務所に行ってみる

 日曜日の選挙が終わるやいなや、「当選おめでとう、ところで人がいないんだ。たすけてくれ!」と田中健江戸川区議会議員から電話がありました。
 会社に出社したついでに、田中さんの選挙事務所に行ってきました。
本当に、人が居なかったです。
 4ヶ月も留置所に入れられていたため、準備万端とはいかなかったのかもしれません。
 田中さんは、フリーウェイクラブの副会長をしていました。高速道路の料金所で、「無料通行宣言文は受け付けません。」と書かれていたりします。無料通行宣言文を渡して、高速道路料金値上げに反対しようという団体です。
 滋賀で、女性会員が無料通行宣言文で高速道路を7回も走ったということで逮捕されました。田中さんは副会長ということで、共同正犯ということになり、昨年から4ヶ月も留置所暮らしをしてました。
 そして、選挙の調度1ヶ月前に保釈されました。週刊現代などに、「国策逮捕!!」と散々書かれたからかもしれません。1ヶ月ならどうせ落選だろうという検察の読みかもしれません。

 「15キロも痩せちゃったのよ」と田中さんのお母さんに言われ、ひさびさに本人を目にしたのですが、見た目はそんなに変わってません。元々顔の大きな人なので、痩せても小顔になるわけでないですから。

 街宣車で走っていると、子どもからお年寄りまで「田中けん!・・」と駆け寄ってくるぐらい大人気だったので安心しました。

 選挙事務所で、一服しながら、涙目で「4ヶ月も入れられていて、自殺しようかと思った。」とか「気が狂いそうになった。」と話してくれました。

 最初の2週間は取り調べがあったけど、それ以降はまったく何もなく、ただ留め置かれただけだったそうです。空腹は我慢できるけど、情報が入って来ない事は耐え難かったと言ってました。
 「情報の飢餓感から新聞だって、読むだけじゃなくて、書き写すようになるんだよ。」

 「風呂上りに支給される綿棒1本が、財政難で途中から支給されなくなったんだ。普段だったら気にも止めないけど、その喪失感といったらなかったよ。」

 街頭演説では、さすがにこんな苦労話は全然されず、公務員制度改革行政改革を延々と話してました。雨は降ってるし、寒いので、私は隣で立っているのがちょっと辛かったです。
 田中さんは4ヶ月も苦労しただけあって、全然問題無いようでした。